朝木茉永さんが旅人として登場した「秘湯ロマン」で、静岡・熱海温泉の「龍宮閣」が紹介されました。熱海駅から歩いて約3分という便利な場所にありながら、館内に一歩入ると、まるで時間がゆっくり巻き戻ったような空気が広がる宿です。
熱海といえば大型旅館や海沿いのホテルを思い浮かべる方も多いですよね。けれど、商店街の中にひっそり残る龍宮閣には、華やかな観光地とはまた違う、昭和の温泉宿らしい味わいがあります。
今回は、番組で話題になった魅力から、アクセス、日帰り入浴、宿泊情報まで詳しく紹介します。
熱海温泉龍宮閣とは?まず知っておきたい基本情報
熱海駅から近いのに秘湯らしさがある宿
龍宮閣は、熱海駅から徒歩で約3分ほどの場所にある温泉宿です。駅前の商店街を歩いて行けるため、初めて熱海を訪れる方でも迷いにくい立地だと思います。
それなのに、一般的な駅前ホテルとは雰囲気が大きく異なります。古くからの建物やタイル張りの浴室、落ち着いた和室が残り、便利さと懐かしさが同居しているんです。
長い歴史を感じる全5室の小さな宿
龍宮閣は、まもなく創業90周年を迎える宿として紹介されています。客室は全5室で、規模の大きな旅館のようなにぎやかさはありません。
その分、静かに温泉を楽しみたい方にはぴったり。部屋数が少ないからこそ、昔ながらの宿に泊まっている実感を味わいやすいのではないでしょうか。
基本情報を一覧で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 宿名 | 熱海温泉 龍宮閣 |
| 所在地 | 静岡県熱海市・熱海駅近く |
| アクセス | JR熱海駅から徒歩約3分 |
| 客室 | 全5室 |
| 営業形態 | 素泊まり |
| 泉質 | カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉 |
なお、料金や日帰り入浴の利用条件は変更されることがあります。出かける前に、電話で営業状況と空き状況を確認しておくと安心ですよ。
秘湯ロマンで注目された龍宮閣の温泉と館内の魅力
浦島太郎のモザイクタイルが印象的な浴室
龍宮閣の大きな見どころが、浴室全体に広がるタイルの意匠です。宿名の「龍宮閣」にちなんだ浦島太郎のモザイクタイルがあり、温泉に入りながら物語の世界を眺められます。
最近の温浴施設にある洗練されたデザインとは違い、年季の入ったタイルならではの風合いが魅力。少し色あせたような景色まで含めて、ここでしか出会えない温泉風情になっています。
2つの浴室は空いていれば貸切で利用可能
浴室は2つあり、どちらも利用中でなければ貸切で入浴できます。大浴場で大勢の人と一緒に入るスタイルではないため、落ち着いて湯船につかりたい方にはうれしいポイントですよね。
ただし、貸切利用の方法や時間の区切り方は、当日の案内に従う必要があります。利用前に宿へ確認し、ほかの宿泊客と譲り合って使うのがよさそうです。
源泉は熱め。季節による違いも楽しみ
源泉は約77度とかなり熱く、約200メートル離れた場所から引湯されています。浴槽ではおよそ42度になっていたそうですが、季節や天候によって温度が変わるといわれています。
同じ宿を訪れても、入る時期によって湯の印象が少し違うかもしれません。熱めの温泉が好きな方にはたまらない一方、熱さが苦手な方は無理をせず、体を慣らしながら入浴してくださいね。
泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物温泉です。温泉地らしい香りや湯ざわりを感じながら、タイルの景色を眺める時間。観光の合間に急いで入るより、少し余裕を持って楽しみたい温泉です。
宿泊と日帰り入浴の料金・利用方法をチェック
宿泊は素泊まりで気軽に利用
龍宮閣の宿泊は素泊まりで、料金は6,400円からと案内されています。食事付きの旅館とは違い、夕食や朝食の時間に縛られないため、熱海の街で好きなものを食べたい方に向いています。
駅や商店街が近いので、夕食を外で楽しんでから宿へ戻る旅にも便利です。海鮮料理や喫茶店など、熱海らしい食べ歩きを組み合わせるのもよいでしょう。
昭和の風情が残る客室
客室は、昔ながらの温泉宿を思わせる落ち着いた雰囲気です。最新ホテルのような設備や華やかさを期待するより、畳の部屋で静かに過ごし、温泉宿の空気を楽しむ場所と考えると満足しやすいと思います。
全5室という小さな宿なので、希望日に必ず空室があるとは限りません。宿泊を決めたら、できるだけ早めに電話で空室と料金を確認しておくのがおすすめです。
日帰り入浴は30分1,000円が目安
日帰り入浴料は大人1,000円、利用時間は30分と案内されています。ただし、宿泊客が浴室を利用していない場合に限られるため、いつでも入れるとは考えないほうがよいでしょう。
日帰りで訪れるなら、到着してすぐ受付で確認するのが確実です。利用できる場合でも、浴室の空き状況によって待ち時間が生じることがあります。
| 利用方法 | 料金の目安 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 日帰り入浴 | 大人1,000円・30分 | 宿泊客の利用状況、受付可否 |
| 宿泊 | 6,400円から | 素泊まり、空室、当日の料金 |
龍宮閣へのアクセスと訪問前に知っておきたい準備
電車なら熱海駅から徒歩約3分
公共交通機関を使う場合は、JR熱海駅を目指します。駅から徒歩約3分という近さなので、重い荷物を持っていても比較的アクセスしやすいでしょう。
商店街の中にある宿ですが、街歩きの途中では見落としてしまう可能性もあります。スマートフォンの地図を確認しながら、宿名と電話番号を手元に用意しておくと安心です。
車で行く場合は駐車場を事前確認
熱海の中心部は道が細く、時間帯によっては人通りも多くなります。車で訪れる場合は、宿に専用駐車場があるか、周辺の駐車場を利用する必要があるかを予約時に確認してください。
駐車場の有無や料金は、宿泊プランや時期によって変わる可能性があります。駅から近い宿だからこそ、車を少し離れた場所に停めて街を歩く方法も検討しやすいですね。
入浴を快適にする持ち物と心構え
日帰り入浴の場合は、タオル類の貸し出しや販売について確認しておくと便利です。短時間の利用なので、着替えや水分補給用の飲み物も準備しておくと、慌てずに済みます。
また、源泉が熱めのため、いきなり長湯をしないことも大切です。かけ湯をしてから湯船に入り、熱いと感じたら早めに上がる。これだけでも、温泉時間がずっと快適になります。
貸切で利用できる場合も、浴室内での写真撮影や長時間の占有は控えたいところです。浦島太郎のタイルを眺める時間は、目に焼きつけるだけでも十分に思い出になりますよ。
龍宮閣に関するよくある質問
Q1. 龍宮閣は本当に秘湯と呼べるのですか?
「秘湯」というと山奥の一軒宿を想像しがちですが、龍宮閣は熱海駅から徒歩約3分の街中にあります。それでも、長い歴史を感じさせる建物や小規模な営業、昔ながらの浴室が残っているため、都市の中の秘湯として注目されている宿です。
アクセスのよさと、館内に残る独特の温泉情緒。そのギャップこそ、龍宮閣のおもしろさではないでしょうか。
Q2. 日帰り入浴は予約なしでも利用できますか?
日帰り入浴は、宿泊客が浴室を利用していない場合に可能と案内されています。そのため、予約なしで必ず利用できるとは限りません。
訪問前に電話で確認するか、熱海駅に着いてから問い合わせるのがおすすめです。電話番号は0557-81-3355、料金の目安は大人1,000円、30分です。
Q3. 宿泊時に食事は付いていますか?
龍宮閣は素泊まりで営業しているため、食事は付いていません。夕食や朝食は、熱海駅周辺や商店街の飲食店を利用する形になります。
食事付きの旅館とは違いますが、熱海の街を自由に楽しめるのが素泊まりのよさです。食べたい店を先に探しておくと、旅の計画も立てやすくなりますよ。
朝木茉永さんの出演で話題になった龍宮閣は、熱海駅から近い便利さと、昭和の温泉宿らしい懐かしさをあわせ持つ一軒です。浦島太郎のモザイクタイル、貸切で楽しめる2つの浴室、熱めの源泉。どれも、一般的なホテルとは違う旅の思い出を作ってくれそうです。
日帰りなら利用可否を、宿泊なら空室と料金を、出発前に電話で確認しておきましょう。熱海を訪れる際は、観光地を巡るだけでなく、駅近くの小さな温泉宿でゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。
